2015年4月27日(月)
大阪市つぶしストップを
住民投票 きょう告示
大阪市をなくし五つの特別区に分割することの是非を問う住民投票が27日告示されます。5月17日投票。日本共産党大阪府常任委員会は26日、大阪市つぶし、くらし壊しを許さないために、改めて物心両面での全国支援を呼びかけました。
大阪市の廃止・解体構想は、橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が「大阪都」構想と称して推進しています。28日から期日前投票、不在者投票がはじまります。住民投票の結果は法的拘束力を持ち、投票率にかかわらず賛成が1票でも反対を上回れば2017年4月から大阪市を廃止・分割することが決まります。現行法では「都」にはならず、府のままです。
党府委の訴えは「オール大阪」、庶民の力で大阪市つぶしにストップをかけるたたかいであるとともに、橋下大阪市長と「改憲タッグ」を組む安倍政権の野望にも痛打を与えるたたかいだとして、全国的な支援をよびかけています。
一方、維新は政党助成金を4億〜5億円ともいわれる宣伝費につぎこみ、「大阪ローカルの問題ではない」(橋下氏ブレーン)と全国動員で臨んでいます。どの世論調査でも賛否が拮抗(きっこう)しており、緊迫した攻防となっています。