「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年4月26日(日)

主張

後半戦きょう投票

平和・暮らし守る 草の根の声で。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 いっせい地方選挙後半戦の東京特別区、一般市、町村の首長と議員の選挙はきょう投票日です。議員選挙は、定数を大幅に上回る候補乱立の多数激戦だったり、定数削減のなかの少数激戦だったりと様相はさまざまですが、政党の対決構図はどこでも「自共対決」が鮮明です。あらゆる分野で暴走を続ける安倍晋三政権に草の根からノーの審判を突きつけるとともに、住民の暮らし第一の地方政治を実現するために、日本共産党の区市町村議員候補を全員当選させようではありませんか。

国民の願いにこたえる

 平和や暮らしを壊す安倍政権の暴走をやめさせたい―。これは国民共通の切実な願いです。マスメディアの最新の世論調査がそのことを示しています。

 「戦争立法」関連法案の今国会成立について、「毎日」は「反対54%、賛成34%」、「日経」では「反対52%、賛成29%」で、NHKや時事通信でも反対が多数となっています。安倍政権が急ぐ原発再稼働についても、福井県の関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を認めなかった福井地裁の決定を「評価する」は67%となりました(「毎日」)。消費税10%への増税についても反対58%と賛成31%を上回っています(「日経」)。安倍政権の主要政策に、国民の怒りと批判が強まっていることが浮き彫りです。

 国民世論に真っ向から逆らっているのが安倍内閣と自民・公明の与党です。「戦争立法」では法案に実質的に合意し、来月中旬の閣議決定に突き進もうとしています。民主は「戦争立法」への態度は定まらず、維新は後押ししています。

 暮らしの問題でも、自民、公明、維新は、国民健康保険料(税)引き上げなどにつながる医療保険制度改悪法案の可決を衆院厚生労働委員会で強行しました。国政の大問題で安倍政権と対決し、国民の願いを託せるのは日本共産党以外にないことは明らかです。

 悪政に立ち向かい、「住民福祉の増進」という自治体本来の魂を取り戻すためにも、日本共産党の地方選勝利はなくてはなりません。安倍政権の悪政を地方に持ち込む「オール与党」の地方政治では、住民の福祉も暮らしも守ることはできません。大企業の利益を優先する「アベノミクス」は地方経済を衰退させる危険な暴走です。

 不要不急の公共施設の建設などの大型開発や多額の税金のため込みなどをやめさせ、福祉と暮らしに回すことなど日本共産党の建設的提案への住民の期待と共感が各地で広がっています。高すぎる国保料(税)や介護保険料の引き下げ、子どもの医療費無料化の拡充、認可保育所や特別養護老人ホームの増設など住民の切実な願いを実現するために、日本共産党を大きく伸ばすことが必要です。

全員当選実現へ力尽くし

 地方政治に住民の声をまっすぐ届けるとともに、なれあい議会をやめさせ、まともに議論が行われる「議会らしい議会」にするためにも日本共産党の役割はきわめて重要となっています。

 いっせい地方選挙前半戦で日本共産党は、党県議のいない議会を史上初めて解消するなど大きく躍進し、注目を集めています。後半戦も議員選挙での全員当選、得票目標達成を必ず実現し、暴走政治に審判を下し日本と地域の未来をともに開いていきましょう。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって