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2015年4月22日(水)

きょうの潮流

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 街中に現れた巨大な掲示板に貼られた、たくさんの顔。道々をにぎやかに駆け抜けていく選挙カー…。そんな光景を見て思ったそうです。自分は、この人たちとつながっているのだろうかと▼地元で電話がけをしていたとき。家族とともに30年近くここで暮らしている、という会社員の男性と対話になりました。これまで、同じ地域から選挙に出た人や頼まれて入れた人が当選したこともあったが、暮らし向きは変わらなかったといいます▼周りの開発ばかりが進むなかで、子どもの遊び場や身近に運動できる場所は減る一方。公共施設を利用するのに駐車料金まで取られるように。商店街はさびれ、くたびれた街になったと嘆きます▼実際、有志が行った議会の実態調査では、この4年間で質問もろくにしていない議員が何人も。活動報告もなく、何をやっているのかわからない。べからず選挙法の問題もありますが、議員や市政の姿が見えないといわれても仕方がないでしょう▼いっせい地方選挙は最後の町村長・町村議員選挙もスタート。短期決戦で暮らしを託す議員たちが決まります。経済学者の宮本憲一さんは「地方自治体には、もっと生きがいのある生活を求める住民の権利が信託されている」といいます。国の悪政には、歯止めとなる存在だと▼先の男性は今回初めて共産党の議員に1票を託したいと話します。「まじめに活動しているし、言っていることも共感できる」。自分たちの思いが、まっすぐに伝わる議会や市政を期待して。


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