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2015年4月16日(木)

住民投票勝利で橋下・維新の退場の審判を

前半戦で善戦・健闘

党府委 大阪市活動者会議開く

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(写真)前半戦の結果を力に、住民投票勝利で橋下・維新に退場の審判を下そうと開かれた活動者会議=15日、大阪市

 日本共産党大阪府委員会は15日、大阪市内で大阪市活動者会議を開き、いっせい地方選前半戦の成果を力に、大阪市廃止・解体の住民投票で勝利し、橋下・維新政治に退場の審判を下そうと意思統一しました。

 山口勝利府委員長が、前半戦の結果についての日本共産党中央委員会常任幹部会声明をふまえて報告。大阪での結果について、「大阪市議選で前進、府議選で踏みとどまった」とのべ、党中央としても「善戦・健闘した」と評価していることを紹介しました。

 そのうえで山口氏は維新は府・大阪市議選ともに過半数に届かず府議会でも大阪市議会でも単独で「大阪都」に必要な条例はつくれないこと、世論調査でも、議会の力関係でも「大阪都」賛成・反対は拮抗(きっこう)したままであることを指摘。そして、日本共産党が大阪市議選で議席、得票、得票率を伸ばす奮闘を見せたことは住民投票をたたかう最大のよりどころとなるとのべました。

 山口氏は住民投票について、「文字通り維新政治に退場の審判を突きつける歴史的決戦」とのべ、大阪の命運をかけ、安倍政権と「改憲タッグ」を組む維新の野望を打ち砕き、反維新の共同の勝利で新しい大阪を築く展望を切り開くたたかいだと強調しました。

 住民投票勝利への論戦について、7年間の維新政治の総決算を突きつけ、それと一体に「大阪都」の問題点を鮮明にするとともに、住民投票強行への批判の声を「反対に投票」の流れに結びつけようとよびかけ。「二重行政の無駄解消」のウソとペテンを打ち破る論戦を展開し、大阪の未来は維新政治を乗り越える市民の共同によって切り開く対案を示してたたかうことを提起しました。

 山口氏は宣伝・組織活動で「明るい会」「大阪市をよくする会」の活動を支えるとともに、臨戦態勢を確立し、全有権者への宣伝・対話、駅頭宣伝など音の出る宣伝、小集会の開催など、「全支部が総決起し、共同を広げ、住民投票に勝利しよう」と呼びかけました。


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