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2015年4月16日(木)

時給1500円 常識よ!

ファストフード労働者 世界同時アクション

東京・渋谷

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(写真)ファストフード労働者の時給や最低賃金を引き上げようとアピールする若者たち=15日、東京都渋谷区

 ファストフード労働者の時給アップや最低賃金の大幅引き上げを求め、15日、世界中の労働者・労働組合や市民団体が声をあげる「ファストフード世界同時アクション」がありました。日本では、首都圏青年ユニオンなどでつくる「同時アクション」東京実行委員会や全労連が連帯行動を展開しました。

 米国では、時給15ドル(約1800円)を要求。日本でも生活できる賃金として時給1500円以上を求め、東京実行委員会は、「時給¥1500 これが常識」などのプラカードを掲げて、若者でにぎわう渋谷センター街を歩きながらアピール。全労連もJR渋谷駅前で宣伝し、両行動にあわせて100人が参加しました。

 牛丼チェーンすき家で働く青年ユニオンの男性組合員(38)は、「人員不足で時給1000円以上にはなったが、フルタイムで働いても月収15万〜16万円程度。生活するのがやっとで、何のたくわえもできません」と話します。

 同ユニオンの女性組合員(23)は、「大学卒業後、就職できず、デパートの地下売り場で働いています」。時給890円(東京の最賃888円)で収入は月8万円程度です。「学生時代のバイトの貯金もなくなりそうです」と訴えました。

 全労連は30都道府県36都市でも宣伝などに取り組みました。


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