2015年4月14日(火)
共産党躍進 地方紙が注目
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各地の地方紙は、日本共産党が全都道府県で党議席を得たことを「共産、躍進の勢い続く」(信濃毎日新聞、13日付)などの見出しで注目しています。
「信濃毎日」は長野県議選について、「共産2増8議席」の見出しで党議席が過去最多となったことを伝えました。「共産党の躍進は、改選前の県会が同党を除く『オール与党』に近かったのを踏まえ、県政をしっかりチェックするよう望む県民意識を映し出している」と分析しています。
「共産伸長18議席」「自共対決 再び激化」の大見出しを打ったのは京都新聞13日付。日本共産党が京都府議会で第2党になり、「(国政選挙からの)好調さを見せつけた」と述べ、「京都政界は自共対決の色を濃くしたまま、来年の京都市長選に向かいそうだ」としています。
西日本新聞13日付は「共産躍進」の見出しで、昨年の衆院選に続き地方政治でも「共産党の躍進が続いた」と報じています。さらに佐賀県議選で、九州電力玄海原発がある東松浦郡区で初めて日本共産党が議席を獲得したことについて、党議席が「(原発問題で)不安を抱く有権者の受け皿になった」と評価しました。
北海道議選で4人が当選、会派の構成要件を満たしたことを伝えた北海道新聞13日付は、「共産12年ぶり」の見出しで躍進を紹介。原発問題などで「無党派層にも支持を広げた」と評価し、「安倍政権の暴走を止めたいという思いと脱原発の願いが当選に結びついた」との候補者のあいさつを紹介しています。