「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年4月14日(火)

主張

前半戦での党躍進

暴走ノーの期待に応える決意

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 12日投開票された、いっせい地方選挙前半戦の41道府県と17政令市の議員選挙で、日本共産党は大きく躍進しました。道府県議選では、日本共産党議席のない「空白議会」を史上初めて解消する画期的前進をかちとることができました。ご支援をいただいた方々、奮闘された方々にお礼と感謝を申し上げます。期待に応え、安倍晋三政権の「戦争する国」づくりなどの暴走にストップをかけるとともに、平和と国民の暮らしを守るため、がんばる決意です。

画期的な「空白」克服

 41の道府県議選で、日本共産党は前回の当選者数を31議席上回る111議席を獲得することができました。なかでも七つの県議の空白議会を克服し、新たな空白も生まなかったことは、これまで何度挑戦しても実現できなかった歴史的快挙です。悪政に立ち向かい、住民の暮らしを守る議席がすべての都道府県に誕生したことは、「住民が主人公」の政治を地方からすすめるうえで大きな力になることは間違いありません。

 17の政令市議選では、前回選挙時を29議席上回る136議席を得る結果となりました。六つの市で日本共産党の立候補者全員が当選したのも貴重な成果です。

 道府県議・政令市議のいずれの選挙でも改選時と比べて議席を大きく増やしたのは日本共産党だけです。2人区、3人区の大激戦を制したり、県都の選挙区でトップ当選を果たしたりするなど劇的な変化が各地で生まれています。

 今回の地方選は、昨年末の第3次安倍政権発足後初めてとなる全国的な政治戦です。その選挙の前半戦で、平和の問題でも暮らしの問題でも暴走を重ねる安倍政権ときびしく対決する日本共産党が躍進したことは、安倍政権にたいする痛烈な「ノー」の民意の一つであることは明らかです。

 自衛隊の基地や駐屯地を抱える選挙区などで、日本共産党への支持と期待がかつてなく広がり議席も得たことは、アメリカの起こす海外での戦争に自衛隊を参加させる「戦争立法」への広範な住民の不安と批判のあらわれです。

 自民党は、道府県議会のすべてで過半数を得るという目標は実現することができず、改選時比では議席を後退させました。安倍政権内には選挙結果をうけて、「戦争立法」や原発再稼働、アベノミクスの加速などの暴走をすすめようとする動きも出ていますが、有権者はそんな「信任」を与えていません。それどころか、マスメディアの世論調査では「戦争立法」でも消費税増税でも安倍政権の悪政の一つひとつに、反対の声が圧倒的多数です。安倍政権は、国民の声に逆らう暴走をきっぱりやめるべきです。

後半戦で引き続く勝利へ

 一昨年の参院選、昨年の衆院選に続く、今回のいっせい地方選前半戦の日本共産党の躍進によって、「自共対決」の構図は鮮明です。暴走と対決しない民主党や維新に国民の願いは託せません。安倍政権の暴走を阻み、新しい政治の実現へ、国政でも地方政治でも日本共産党の役割はますます重要です。

 安倍政権の暴走へのたたかいをさらに広げるとともに、26日投票のいっせい地方選後半戦で引き続き日本共産党の議席を大きく伸ばし、住民利益に反する政治を打ち破ろうではありませんか。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって