2015年4月10日(金)
沖縄の辺野古新基地ストップ
北谷町民会議が結成
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沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設を許さず、オール沖縄で米軍普天間基地の閉鎖・撤去などを求める「建白書」の実現に町ぐるみで取り組む「辺野古新基地ストップ!北谷(ちゃたん)町民会議」が8日、発足し、同町内で結成総会が開かれました。
総会には「会議」結成を呼びかけた議員や町民ら約160人が参加。用意していた資料が足りなくなるなど会場いっぱいとなり、「新基地建設を必ずストップさせよう」と熱気で包まれました。
共同代表に野国昌春(のぐに・まさはる)町長、瑞慶覧功(ずけらん・いさお)県議、辺土名朝一(へんとな・ちょういち)前町長、宮里友常前町議会議長が就任。野国町長は「建白書の趣旨に沿ってオール沖縄で結集し、全県各地にこの種の会議がつくられ大きなうねりとなって盛り上がっていくよう期待し、北谷町も堂々と進んでいきたい。思想・信条を乗り越えて全体でがんばっていこう」と呼びかけました。
参加した男性(78)は、「小学2年生のとき、沖縄戦で機銃掃射を受けた。戦争はもう十分に味わった。平和でありたいが、新基地建設を許せばずっと苦しい立場に置かれる。何としても阻止しないといけない」と話しました。