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2015年4月10日(金)

道府県議選政令市議選 大激戦・大接戦のまま最終盤

戦争立法、福祉・くらし 対決構図は鮮明

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(写真)志位委員長の演説に拍手を送る人たち=9日、神奈川県横須賀市

 いっせい地方選前半戦は12日の投票日まであと2日間となりました。政党間対決となっている41道府県議選・17政令市議選は、いずれの選挙区も大激戦・大接戦。「共産 議席獲得へ総力 他陣営 警戒強める」(デーリー東北9日付)、「モノ申す共産 攻勢」(中日新聞8日付)の報道も。日本共産党の志位和夫委員長は9日、神奈川県横須賀、藤沢、相模原各市をかけめぐった県議選応援の街頭演説で「選挙戦は最終盤。日本共産党の議席実現に向け、あと一歩の激しいつばぜりあいです。ご支持の輪をあと二回り、三回りと広げてください」と熱く訴えました。

 米国の戦争に自衛隊が参戦・支援する「戦争立法」など民意に背く暴走政治を続ける安倍自民・公明政権と、「暴走政治に地方から審判を」と訴える日本共産党との対決構図はいっそう鮮明です。

 自公の賛成多数で9日成立した2015年度予算は、17年4月からの消費税10%増税を既定路線にしています。ここでも自民、公明、民主の“増税勢力”か、消費税に頼らない「別の道」を提案する日本共産党の対決がくっきり。

 有権者の願いにこたえた日本共産党の訴えが響くもとで自民、公明、民主など「オール与党」勢力は「共産党封じ込めシフト」をとっていますが、矛盾も激化。自らの悪政を言い逃れるため公明党候補者が選挙公報から党名を隠すなどの動きにでています。

無党派との共同広がる 神奈川

 志位委員長が9日、応援に入った横須賀、藤沢、相模原のいずれの県議選選挙区でも、日本共産党と無党派の市民との共同が広がっています。

 横須賀市では宣伝カー前の歩道に無党派市民でつくる「行くぜ、神奈川。勝手連」のメンバーがそろいのジャンパーを着て並び、井坂しんや候補の訴えに拍手を送りました。藤沢市では元無所属市議を含めた無党派の人々でつくる「女性の会」や無党派市民が結成した「支援する会」が加藤なを子候補を応援。演説会場にも駆けつけました。相模原市南区では、議会傍聴に取り組む「市議会をよくする会」発行の通信簿で、藤井かつひこ候補(前相模原市議)が最高評価を獲得しました。

 志位氏は、こうした動きにふれ、「神奈川では、党派を超えた支援が広がっています。みなさんの力を一つにして、日本共産党の候補を県議会に押し上げてください」と力を込めました。


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