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2015年4月8日(水)

SNS使って若い世代が「拡散」

党の値打ち・姿 広く有権者に

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 大激戦となっているいっせい地方選挙で、「戦争立法」反対などの党の値打ちや政策をインターネットを通じて広く有権者に届けようと、「勝手連」的な動きが若者や子育て世代に広がっています。


「戦争立法」などネットで反応

 「演説している写真をアップしよう」「シール投票の結果を知らせよう」「原発ゼロ行動の告知も」――日本共産党の、かばさわ洋平千葉市議候補(緑区=定数6)を応援するフェイスブックサイト「かばっちサポーターズ」は、党青年支部を中心に5〜6人で活動しています。自分たちでデザインした「かばっちサポーターズ特製Tシャツ」を着て街頭演説にも参加しています。

 「ブログ、フェイスブック、ツイッターを使っています。ブログでは国政、市政など幅広く『しんぶん赤旗』の記事を引用しながら書いています。『戦争立法』『憲法』で反応が高い。自分がどう思ったかを書いています。そのブログ記事をフェイスブックとツイッターで紹介しています」と、かばさわ候補は語ります。

 千葉市の小中学校のエアコン設置問題をとりあげたツイートが、6000回近く拡散(リツイート)され、商業新聞にもとりあげられるなど注目を集めたかばさわ候補。訪問先で「ネットで見ました」と言われたり、一度も会ったことがない人が「かばさわバナー」(ネット広告)を作成し、ツイッターで発信してくれるなど支援の輪が広がっています。

10人・20人と担い手広げる

 「原発ゼロ行動(九電前)、ヘイトスピーチ反対でつながった人たちがネットで応援してくれる」「はじめはネットだけだったけど、事務所に来てくれるようになり、宣伝にも参加」「もともと共産党アレルギーだった人が『立川さんが立候補するんだったら』と、動画や写真をアップしてくれる」――福岡市の立川ゆみ県議候補(東区=定数4)を当選させようと、SNSを通じて「担い手」が広がっています。

 20代〜40代の党員、支持者が中心になって「立川ゆみを県政におくるっ隊」を結成し、フェイスブックを開設。街頭演説では、オリジナルデザインの小旗やプラカードをもって応援し、その場からネットに情報を発信しています。その「拡散」をよびかけると、10人、20人とツイッター、フェイスブックで広げてくれます。

 「楽しく、みんなが参加できる選挙にSNSが広げてくれたと思う。リツイートや『いいね』などの反応は県外からも。一つでも要求があえば、すごく応援してくれる。自分の選挙は初めてだけど、親近感をもってもらえたり、思いを託そうかなと受け取ってもらえるのではないか。外に出ての活動は難しいというお年寄りなどもSNSで巻き込みたい」と立川さんは話します。


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