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2015年4月1日(水)

きょうの潮流

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 満開のサクラが迎える春の真新しいキャンパス。夢や希望に満ちた新入生のみずみずしい表情が、まばゆい光に照らされます▼きょうから4月。明るい空気のなかで、生命が活気づく季節。人間も同じでしょう。都内の大学に足を運ぶと、部やサークルの勧誘活動がにぎやかに。入学手続きにきた新入生が次々と呼び止められ、引き込まれていきます▼日本の異常な学費の高さを示すパネルを掲げた民青同盟の姿もありました。世の中の仕組みや政治のことまで幅広く学び、交流し、若者の生きやすい社会をつくろう―。呼びかけに足を止める新入生たち。原発から戦争、テロ、貧困問題まで、彼らの興味・関心は多岐にわたります▼格差や資本主義の限界を考えたいという学生も多い。視野をひろげて学びたいと。アンケートには、戦争する国づくりをすすめる安倍政権について、不安を感じたり、批判するひと言もありました。社会とまじめに向き合おうとする、まっすぐな視線が頼もしい▼学生生活を応援する本紙の学生版も完成。ともに声を上げれば社会は変わるとエールを送り、ブラックバイトや奨学金返済の悩みにこたえる特集も掲載。生き方を模索する青年のヒントになれば、と願っています▼「青春の夢に忠実であれ」。これはドイツの詩人で劇作家シラーの言葉です。人は時の流れや困難さの前に、つい追っていた夢を捨ててしまう。しかしあきらめず、自分を信じ夢を実現するために力を尽くしたい。夢が現実を運んでくるから。


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