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2015年3月31日(火)

医療介護保険 制度改悪阻止 共同を

小池副委員長 中央社保協と懇談

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(写真)中央社会保障推進協議会代表委員の住江氏(正面右から1人目)、寺川氏(その隣)と懇談する日本共産党の小池副委員長(右から2人目)ら=30日、日本共産党本部

 中央社会保障推進協議会の寺川慎二代表委員らは30日、日本共産党本部で小池晃副委員長らと懇談し、安倍政権が今国会で狙う医療介護保険制度改悪法案の強行を阻止する大運動への協力を要請しました。小池氏は「改悪法案を阻止する国民的共同を広げよう」と応じました。

 改悪案は、▽75歳以上の高齢者の保険料を2倍から10倍に引き上げる▽「患者申し出療養制度」の名のもと、保険診療と保険外診療を併用する「混合診療」の全面解禁に道を開く―ことなどを狙っています。

 山口一秀事務局長は、集会、宣伝、交渉など、改悪案を阻止する大運動を展開していると紹介しました。

 代表委員を務める全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は「患者が、経済的な理由で受診を抑制する異常な事態が起きている。共産党の科学的で確かな論戦が重要だ」と、党の奮闘を訴えました。

 小池氏は、改悪案について、国民健康保険の財政運営を市町村から都道府県に移管されれば、保険料の値上げや保険証の取り上げがいっそう強まっていくと指摘しました。

 さらに都道府県主導で医療費を削減する仕組みづくりが狙われていると強調。「国保制度の岐路となる重要な法案だ。国会論戦や『赤旗』のキャンペーンで医療破壊を許さない世論を広げていく」と表明しました。

 日本共産党の堀内照文衆院議員、最上清治市民・住民運動・中小企業局長らが参加しました。


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