2015年3月30日(月)
辺野古へ支援続々
「翁長知事 県民がついている」
新基地建設に抗議
「翁長知事は政府に負けるな」「県民がついているぞ」―林芳正農水相が、翁長知事が沖縄防衛局に出した作業停止指示を無効にする意向を固めたと報じられる中、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では29日、県内や全国から大勢の人が駆けつけ、安倍政権が強行姿勢を強める米軍新基地建設に抗議の声を上げました。
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同日、新基地建設に向けた海底ボーリング調査のためのスパット台船上には作業員の姿が確認されました。沖縄防衛局は、翁長知事が23日に出した新基地建設作業の停止指示を無視して作業を続けたかたちです。
ゲート前では早朝から座り込みが行われました。家族とともに参加した子どもたちの姿も。沖縄県読谷村から参加した保育士の女性(36)は、2人の子どもを連れてゲート前に来ました。「秘密保護法や集団的自衛権、この国の危険な流れが、子どもたちに襲い掛かるのが怖くて、昨年の知事選のころから参加しています。命を懸けるくらいのつもりで子どもたちの未来を守りたい」と語りました。
北海道や東京、長野からの参加者の姿もありました。北海道帯広市から矢臼別平和委員会の人たちとともに参加した夫妻は、面踊りを披露し、「私たちも、沖縄県民の叫びに答えて、北から総決起したい」と語りました。