2015年3月25日(水)
10道県知事選 あす告示
「自共対決」構図くっきり
議員選でも猛奮闘 共産党支部・後援会
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いっせい地方選が26日告示の10道県知事選でスタートし、前半戦の道府県・政令市議選(4月3日告示)などとともに、4月12日の投票日に向けて選挙戦が繰り広げられます。
日本共産党は、10道県知事選のすべてで支持・支援・推薦・公認候補を立てるほか、41道府県議選に286人、17政令市議選に186人(24日現在)を擁立します。10道県知事選すべてで自民党候補と対決する候補を立てているのは日本共産党だけ。議員選挙でも、4年前に比べ候補者を増やしてたたかうのは日本共産党と自民党のみで、選挙戦は「自共対決」の構図となっています。(別表=対決構図)
日本共産党の支部・後援会は、昨年の総選挙で示された躍進の流れを本格的なものにしようと、候補者を先頭に猛奮闘。多くの選挙区が大激戦・大接戦となっているなか、1000回近くの街頭宣伝を行っている候補者や、「1週間1万人対話作戦」を敢行する党組織など、得票目標を正面に据えた宣伝や対話・支持拡大の活動に取り組んでいます。
活動に打って出たところでは、どこでも「自民党だが、今度は共産党に入れる」「安倍さんは怖い。共産党がんばって」「県議会には、やっぱり共産党の議席が必要」などの反応が各地で生まれています。メディアも「共産が勢いづいている、今回は最も怖い存在」(「朝日」21日付福岡版)と自民党陣営の反応などを伝えています。
他党は危機感を強め、共産党締め出しシフトを敷くなど、大激戦の様相です。自民党は、道府県議選で現有の1230人を大幅に上回る1422人を擁立し、「自共対決」を意識。公明党・創価学会は、「部内資料」と称した反共謀略ビラを封筒で手当たり次第に送りつけるなど、悪政隠しの反共謀略作戦に出ています。
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