2015年3月24日(火)
沖縄県の調査 協力を
新基地作業中止 政府に求める
山下氏会見
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日本共産党の山下芳生書記局長は23日の記者会見で、沖縄県の翁長雄志知事が辺野古新基地建設に向けた一連の作業の中断を沖縄防衛局に求め、政府が応じない場合は前知事が出した岩礁破砕許可を取り消す方針を示したことについて、「昨年11月に『新基地建設反対』を掲げて、10万票の大差で県民の代表に選ばれた翁長知事として当然の行動です。安倍政権は翁長知事の指示に従い、作業を中止し、沖縄県の調査に全面的に協力すべきです」とのべました。
さらに山下氏は「政府として米軍に対し、県の調査への協力を強く求めるべきです。より根本的には、一連の選挙で示された『新基地建設反対』の沖縄県民の意思を尊重し、新基地建設の中止、普天間基地の無条件撤去を米国に要求することこそ、日本の総理のやることだと考えます」と語りました。
そのうえで、「これ以上、県民の意思を踏みにじって、新基地建設を強行するならば、沖縄はもとより、安倍政権への国民的批判がいっそう大きくなることを指摘しておきたい」とのべました。