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2015年3月22日(日)

一致団結、屈しない

沖縄県民集会 安慶田副知事の訴え

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 「止めよう辺野古新基地建設! 実行委員会」が21日、沖縄県名護市瀬嵩の浜で開いた県民集会での安慶田(あげだ)光男副知事の訴え(要旨)を紹介します。

写真

(写真)あいさつする安慶田副知事=21日、沖縄県名護市

 連日・連夜のご奮闘、本日の集会参加まことにお疲れさまです。

 翁長雄志(おなが・たけし)県知事は県議会でも辺野古の新基地は造らせないということを県政運営の柱にしてたたかうんだと明言されており、県が持てるありとあらゆる手法で公約を実現しようと一生懸命、取り組んでいるところです。

 辺野古埋め立て承認にかかる作業について法的な瑕疵(かし)がないかどうかを検証する第三者委員会を立ち上げ、瑕疵があれば埋め立て承認の取り消し・撤回へ頑張っております。

 同時に県は、検証結果が出るまで埋め立てにかかわる一切の作業の中止を申し入れましたが、国は一切、聞く耳を持たず、あげくにはコンクリートブロックを投入するに至り、本当に怒りを覚えるものであります。

 こういうことが許されるのが沖縄県なのか、民主主義国家の日本政府がやることなのかと考える一方で、このたたかいは日米両政府を相手にするものであるだけに大変、難しく生易しい決意ではできない。それゆえ、みなさんが一致団結をして一人ひとり自分ができるたたかいを組んでいかないとならない。翁長知事を信じて決して屈してはなりません。

 知事は近々のうちに必ずや最大の決断をする時期になろうかと思っております。私も副知事として、一生懸命に頑張ることを誓い、あいさつに代えさせていただきます。


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