2015年3月16日(月)
主張
3・22大行動
一点共闘広げ安倍政権NO!
平和と民主主義、国民の命と暮らしを破壊する安倍晋三政権の暴走に対して国民の怒りが広がり、一致する要求にもとづく「一点共闘」が発展しています。「一点共闘」を広げてきた無党派・市民のグループと労働組合や民主団体が共同し、22日に東京で、「安倍政権NO!☆0322大行動」を計画しています。
民主主義を取り戻せ!
大行動は、原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)、東京デモクラシークルー、自由と民主主義のための学生緊急行動(ex‐SASPL)や、全労連、全日本民医連、若者憲法集会実行委員会などが実行委員会をつくり準備しているものです。22日は、日比谷野外音楽堂での集会(午後1時から)、国会請願デモと国会大包囲行動(2時から)を計画しています。
原発、集団的自衛権、憲法、沖縄米軍基地、秘密保護法、環太平洋連携協定(TPP)、消費税増税、社会保障、雇用・労働法制、農業・農協改革、ヘイトスピーチなどで広がる「一点共闘」が安倍政権打倒の運動に合流する初めての集会となります。実行委員会は、「安倍総理は一部の人々の利益や利権などの都合を重視し、民意に逆らい独裁的な方法で政策を進めています。この政権は全ての問題に立ちはだかる障壁になっていると言っても過言ではなく、問題の解決のためにはまず政権を打倒する必要がある」「首都・東京から大きく『安倍政権NO!』の意志を可視化するため、独裁政権から民主主義を取り戻すため」にと大結集を呼びかけています。
社会保障切り捨て、大企業減税、大軍拡へとつきすすむ一方で、国民に消費税10%への増税を押し付けることは断じて許されません。被災地・福島の切り捨てと一体にすすめられる原発再稼働への憤りの声は全国各地に広がっています。安倍首相が翁長(おなが)雄志沖縄県知事との面会さえ拒否し、県民の声を無視し続けることに、「オール沖縄」の怒りが燃え広がっています。集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を具体化する法整備をすすめ「海外で戦争する国」づくりを推し進める動きに反対する共同も大きく広がっています。
生涯派遣の労働者をつくり出し、ただ働き残業と過労死を促進する労働法制の大改悪と雇用破壊、TPP反対運動の中心を担っている農協つぶしと農業破壊、介護報酬の引き下げに続き、国民に大負担増の改悪をすすめる医療改悪・社会保障改悪に対して、労働組合や農協、医師会などから批判の声がわき起こっています。特定秘密保護法や憲法改悪に反対する若者・学生は「『安倍政権NO!』の声で国会を包囲し、民主主義を取り戻そう」と呼びかけています。
安倍政権の暴走ストップ
国民の多数の声を無視し続け、憲法9条の破壊の野望を公然と語る安倍政権は、民主主義国家とは相いれない、戦後最悪の反動政権です。日本共産党は、安倍政権の暴走に対して保守・無党派を含めた広範な人々と共同して「一点共闘」を広げるとともに、安倍政権打倒の国民的大運動への大合流を呼びかけています。大行動を成功させ安倍政権の暴走をストップさせるとともに、安倍政権の打倒へ力をつくす決意です。