2015年3月12日(木)
東日本大震災4年 政府主催の追悼式
志位委員長らが参列
政府主催の東日本大震災4周年追悼式が11日、東京都千代田区の国立劇場で営まれました。安倍晋三首相ら三権の長、天皇、犠牲者の遺族代表ら約1200人が参列。地震発生時刻の午後2時46分から1分間、黙とうし、犠牲者の鎮魂と東北の再生を祈りました。
日本共産党からは、志位和夫委員長、山下芳生書記局長、小池晃副委員長、池内さおり、梅村さえこ、大平喜信、田村貴昭、畑野君枝、畠山和也、藤野保史、堀内照文、真島省三、宮本徹、本村伸子の各衆院議員、井上哲士、吉良よし子、倉林明子、辰巳孝太郎、田村智子、仁比聡平の各参院議員が参列しました。
岩手、宮城、福島3県の遺族代表がそれぞれ思いを語りました。
岩手県の内舘伯夫さんは「悲しさを優しさに、悔しさを何かを許す心に、後悔と自責の念をお互いを思いやり助け合う心にしたことを伝え、残していく」と述べました。
中学校の卒業式を終えた後、家族5人で津波に襲われ、目の前で助けを求める母を救えなかった宮城県石巻市出身の菅原彩加さんは「震災で失ったものと同じくらいのものを私の人生を通して得ていけるように、しっかり前を向いて生きていきたい」と誓いました。
福島県の鈴木幸江さんは「多くの尊い命が犠牲になったことを教訓として、二度と繰り返さないために、この経験を次の世代に伝えていく」と語りました。