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2015年3月11日(水)

学生(サスプル)が辺野古報告

新基地反対 一人ひとりが企画者に

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(写真)沖縄米軍基地の座り込みの報告を聞く参加者=8日、東京都豊島区

 沖縄県名護市の米軍新基地建設について、いま東京でできることをしたい―。辺野古米軍新基地建設に反対し、2月から常に3人ほどで座り込みに駆けつけている「自由と民主主義の緊急学生行動(ex‐SASPL=サスプル)」が8日、東京都内で報告会を行い、「一人ひとりが沖縄の問題を発信する企画者になろう」と訴えました。

 会場には、若者を中心に、子連れの親子など幅広い世代が訪れ、2回の報告会で合わせて100人以上が参加。ヘリパッド建設が強行される東村(ひがしそん)高江のドキュメンタリー「標的の村」を上映後、辺野古へ座り込みに行った東京の学生など7人の若者が、現地の様子や感じたことを話しました。

 名護市出身で、沖縄の大学に通う男性は、辺野古に全国から若者が集まり始めていると話し、「みんなが基地の問題を沖縄だけのことでなく、日本のこれからをどうするかという問題として考え始めていると思います。もっと広げたい」と語りました。

 2月に2週間ほど辺野古を訪れた、東京の大学3年生で、SASPLの男性は「沖縄の新基地建設をとめるためにも、政治のおかしさを追及し、行動することが大事だと改めて思った」といいます。「主権在民を発信する責任はここにいる一人ひとりが持っている。今日の報告が心に響いた人は、自分自身が企画者になってほしい」と訴えました。

 「現地の生の声が聞きたくて来た」というのは、東京の大学院に通う女性です。フェイスブックで報告会のことを知ったといいます。「警察による強制排除などは衝撃を受けました。基地問題は沖縄だけでなく、自分の問題でもあると感じました」

 ツイッターを見て参加した都内の大学2年生の男性は「選挙で示された基地反対の民意を踏みにじって基地建設を強行するのはおかしい。同世代が活動しているのは心強いです。基地反対で何か一緒にやってみたい」と話しました。


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