2015年3月9日(月)
地方から暴走に審判下そう
各地で盛況 共産党演説会
前進できるチャンス
香川 山下書記局長
日本共産党の山下芳生書記局長は8日、高松市の演説会で訴え、県議選や高松市議選の議席増をはじめ、いっせい地方選挙で躍進を必ず勝ち取ろうと呼びかけました。会場いっぱいに詰めかけた人で熱気にあふれました。
山下氏は「安倍政権の暴走に次ぐ暴走の中で迎える。日本共産党を大きく伸ばし地方から暴走に審判を下そう」と力説。「頑張れば必ず前進できるチャンス。総選挙の躍進で党への新たな期待や共感が膨らんでいる。枠を取っ払って軒並み声を掛けていこう」と力を込め訴えました。
党県議団と住民運動が子ども医療費無料化や35人学級の拡充を進めたと強調しました。
12予定候補が紹介され、県議選高松市区(定数15)の、かし昭二、白川よう子、丸亀市区(同4)の、とき一郎の3予定候補らが決意表明。JA香川中央会の宮武利弘会長が激励のメッセージを寄せました。
原発再稼働阻止を
福井 田村参院議員
原発が集中立地する福井県で、いっせい地方選挙勝利をめざして日本共産党演説会(福井市文化会館)が8日、開かれました。
田村智子参院議員が、安倍政権の原発再稼働の暴走を批判し、「いっせい地方選挙での日本共産党の大きな前進でとめよう」と呼びかけ、かねもと幸枝知事予定候補、さとう正雄県議予定候補、西村きみ子、鈴木しょうじゅ両福井市議予定候補が訴え。かねもと氏は「原発に頼らない福井県を」、さとう氏は「原発反対の議席を再び勝ち取らせてください」と訴えました。
はせべあつし福島県議が応援演説するとともに、原発立地の敦賀市、おおい町、高浜町、隣接の小浜市の各議員予定候補が紹介されました。
県議空白克服必ず
三重 井上参院議員
三重県の日本共産党北勢地区委員会は8日、井上哲士参院議員を四日市市に迎え、県議選四日市市区(定数7)での議席奪還をめざす党演説会を開きました。
井上氏は、衆院選の躍進で力を増した党国会議員団が論戦で安倍政権を追い詰めていることを詳しく紹介。「共産党が伸びれば政治を前に進ませることができる。三重でも県議空白を克服し政治を前に進めよう」と訴えました。
山本りか県議予定候補とともに、議席増をめざす四日市市、鈴鹿市の各市議予定候補、さらに党推薦の知事予定候補、ふじい新一氏が選挙戦への決意を述べました。
論戦と運動が力に
島根 大門参院議員
島根県議選(松江、出雲両選挙区)勝利をと、日本共産党県委員会は8日、大門実紀史参院議員を迎え両市で演説会を開きました。
大門議員は国会情勢を語り「原発を動かせないのも、憲法を変えさせないのも党の国会論戦と国民運動でせめぎ合っているから」とのべ、党躍進と県議選勝利を訴えました。
萬代ひろみ知事予定候補が「全力で勝ちぬく」と重点政策を紹介しました。
松江選挙区の尾村としなり県議は「選ばれる議員が原発再稼働か、ストップかを決断することになる。絶対動かしてはならない」と支援を訴え、出雲選挙区の大国陽介予定候補は「平和を守る県政にしたい」と話しました。
農事組合法人副代表と医師が激励しました。
党議席何としても
長崎 真島衆院議員
日本共産党長崎県南部地区委員会は8日、真島省三衆院議員を迎え、党演説会を長与町と長崎市2カ所で開きました。
真島氏は「暴走する安倍政権と正面から立ち向かう日本共産党の議席を必ず勝ち取ろう」と訴えました。
長与町では、長与町議選(4月21日告示、26日投票、定数16)に向け、河野たつじ、堤さとし町議2氏が演説。長崎市では、県議選長崎市区(4月3日告示、12日投票、定数14)と空白克服の長崎市議選(4月19日告示、26日投票、定数40)の必勝を期し、堀江ひとみ県議と中西あつのぶ、内田隆英市議予定候補2氏がそれぞれ演説しました。
議会を市民目線で
熊本 高橋衆院議員
日本共産党熊本県委員会は7日、高橋千鶴子衆院議員を熊本市に迎え、演説会を開きました。山本のぶひろ、ますだ牧子(現市議)両県議予定候補と、5人の熊本市議予定候補が決意を述べました。
高橋議員は「市民目線で議会のチェックができるのは共産党だけ。いっせい地方選でも躍進を果たそう」と支援を呼びかけました。
山本予定候補は「安倍暴走政権に追随する勢力に審判を下し、初の県議複数議席実現を」と力を込め、ますだ予定候補は「福祉のこころを県政に」と訴えました。
参加した女性(86)は「熊本でも共産党の議席を増やしてほしい」と話しました。