2015年3月6日(金)
福島事故4年 原発ゼロ行動計画
全都道府県262カ所
東京電力福島第1原発事故から4年を迎える11日を中心に「原発ゼロ」「再稼働反対」などを訴える集会やデモ、パレード、ウオーク、講演会、学習会、宣伝・署名行動が全国各地で計画されています。本紙が5日までに都道府県のネットワークを通じて調査したところ、7日から29日までに47都道府県262カ所にのぼることが分かりました。
これ以外にも多数の行動が計画されているものとみられます。今回の集計に加え、各地で定例の金曜行動が行われます。
安倍晋三内閣は、エネルギー基本計画で、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)や関西電力高浜原発(福井県高浜町)を突破口に再稼働を推進しようとしています。
これにたいし、「福島を忘れるな」「再稼働を許すな」と、全国各地で原発に反対する世論と運動が広がり、一昨年9月から1年半にわたり、稼働原発ゼロの状態が続いています。
首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションは8日に東京で「ノーニュークスデー 反原発☆統一行動」を計画。11日を中心にその前後を「ノーニュークスウイーク」として、全国各地での行動を呼びかけ、これにこたえたとりくみが広がっています。8日の統一行動・国会前大集会には、日本共産党の志位和夫委員長が参加します。