2015年3月4日(水)
“TPPは生活壊す” 交渉撤退訴え
東京・渋谷
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市民団体の「STOP TPP!!官邸前アクション」(同実行委員会主催)は3日、東京・渋谷駅ハチ公前で、「国会決議違反のTPP合意を許すな」と訴えました。
多国籍大企業の利益追求の場となるTPP交渉は、9日からハワイで首席交渉官会合が予定されています。行動参加者は、「暮らしを壊すTPPはいらない」と唱和。白衣姿での「路上寸劇」では、医療保険制度が壊されると訴えました。
参加者は、国会決議で「聖域」としているコメも、現行の77万トンに加え、安倍内閣が追加輸入の姿勢だと批判、「交渉から撤退せよ」と訴え。“怒りの米俵”にはひな祭りにちなんだ「夫婦びな」とともに、「国会決議違反、ウソつき政府のもとで、子どもたちは幸せになれますか?」とアピールしました。
同アクション呼びかけ人のアジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長は、アメリカ議会がTPP反対世論のなかで、オバマ政権に交渉権限を与えていないと紹介し、連帯国際行動も計画していると紹介しました。
日本共産党の紙智子参院議員と、畠山和也衆院議員が参加し、北海道の共同行動の広がりも紹介し、TPP阻止の連帯あいさつをしました。