2015年3月1日(日)
高浜反対の声、京都から
再稼働問う討論会で倉林議員
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京都府と関西電力が、「同意権」を持たず、今回の高浜原発3、4号機の再稼働は対象としていない安全協定を2月27日に結ぶ中、日本共産党京都府委員会は28日、京都市内で「高浜原発再稼働を問う」のテーマで討論集会を行いました。
倉林明子参院議員と浜田よしゆき京都府議が報告を行いました。
倉林氏は、高浜原発再稼働について、避難計画の安全性を担保する責任をどこもとらないことなどが国会論戦を通じて明らかになったと紹介。東京電力が福島第1原発事故による被災事業者への営業損害賠償を2月末で打ち切ろうとする方針を9日の参院決算委員会で追及し、見直させた経過を報告しました。
倉林氏は、「高浜原発を抱える京都からこそ再稼働反対の声を上げていきましょう」と呼びかけました。
浜田氏は、安全協定について、当初府が求めていた「立地県並み」から「立地県に準じた」協定に後退したことを批判。立地県並みの協定を結ぶよう引き続き求めていくとともに「協定にかかわらず、高浜原発再稼働に反対するよう府議会で訴えていく」と語りました。
参加した団体や個人が運動の報告や決意を次々に語りました。