2015年2月24日(火)
御代田町長に茂木氏3選 長野
町民の良識、反共デマ宣伝はね返す
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長野県御代田町長選は22日投開票され、日本共産党員首長の茂木(もてき)祐司氏(58)=無所属=が4129票を獲得し、自民勢力が全面支援した内堀豊彦氏(59)=無所属新、前副町長=を689票差で破り、3期目の当選を果たしました。午後9時50分に当選の報が入ると、報告会場となったJA支所のホールには大きな歓声。町長と握手する人など、喜びが渦巻きました。
茂木氏は「相手側には政権与党が付き、巨大な力で挑んできた。しかし、町民の良識が示された。安定した町政を継続させていく」と、力強く抱負を語りました。
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茂木氏は、同和事業をめぐる町政混乱の中、広範な町民の要請で8年前に出馬し当選。同和事業の廃止、子育て支援充実、道路改良などの改革を進め、3期目は町の産業・経済の底力を付けることを第一に掲げ、訴えてきました。
自民勢力は、政策論争を極力避け、「共産党町長だと国のカネがこない」など、公然とデマ宣伝を行いました。茂木氏を擁する「明るい御代田町をつくる会」などは、「新町政になって国や県の補助金・交付金が1・3倍に増えた」ことを示して反論し、徹底した草の根のたたかいを展開。勝利の原動力になりました。
選挙結果は、次の通りです。
当茂木 祐司58無現 4129
内堀 豊彦59無新 3440
(投票率63・42%)