2015年2月17日(火)
庶民感覚とズレ過ぎ
首相答弁 山下書記局長が批判
日本共産党の山下芳生書記局長は16日の記者会見で、格差の拡大を認めない同日の衆院本会議での安倍晋三首相の答弁について記者団に問われ、「庶民感覚からズレ過ぎている」と批判しました。
山下氏は、アベノミクスによる株価上昇で富裕層と大企業が大もうけをする一方、庶民は物価上昇や消費税増税で実質賃金が低下し、年金が目減りし続けている実態を示し、「格差の広がりは普通に暮らしている方々の実感だ」と反論。首相答弁は「国民生活の実態からかい離した認識だといわざるを得ない」と述べました。