2015年2月15日(日)
全教大会始まる
存在意義かけ憲法をいかす
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全日本教職員組合(全教)の第32回定期大会が14日、東京都内で始まりました。集団的自衛権の行使を許さず、憲法改悪反対、憲法を守りいかすたたかいに全力をあげる方針について討論し、決定します。15日までの2日間です。
北村佳久委員長はあいさつで、「国民の声をきく耳をもたない安倍政権の『暴走』は、必然的に国民各層との矛盾を拡大している」と指摘。全教の存在意義にかけて、憲法闘争で積極的な役割を果たす決意をのべました。
これまで築き上げてきた参加と共同の学校づくりが、世代をこえて豊かにはぐくまれてきたと強調。「戦争する国」づくりや世界で一番企業が活躍しやすい国づくりを支える安倍政権の「教育再生」に反撃するために、「大会のなかで、子どもと学校、教職員、全教の希望を語り合おう」と呼びかけました。
運動方針の提案で今谷賢二書記長は、一致する要求にもとづく共同を発展させることが不可欠だと強調。新たな前進の土台に立った「組織建設3カ年」計画の推進や、子どもたちの成長・発達を保障する教育の実践、教職員のいのちと健康を守るとりくみなどを提案しました。
組織の強化・拡大について集中的に討論し、悩みや経験、決意を語り合いました。
全労連の小田川義和議長、全大教の中嶋哲彦委員長、新日本婦人の会の西川香子副会長、日本共産党の畑野君枝衆院議員が来賓あいさつをしました。