2015年2月13日(金)
辺野古新基地 過剰警備は危険
名護市議会議長ら 防衛局に抗議
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沖縄県名護市議会の屋比久稔議長をはじめ議員9人は12日午後、沖縄防衛局を訪れ、同市辺野古への新基地建設に反対する市民に対する海上保安庁と沖縄県警の過剰警備に抗議し、政府・沖縄防衛局の埋め立て作業の即時中止を求める意見書を提出しました。併せて先月19日に同市で起きた米兵による住居侵入事件に抗議する決議・意見書を手渡しました。
応対した井上一徳局長は、「安全に配慮し移設作業を実施していきたい」と強弁。議員らは、サンゴ破壊や過剰警備の実態を示す写真も見せ、視察をしても海上保安官が議員の乗った船に乗り込んできて危険にさらされたと体験を話し、批判しました。
提出後、名護市議会の屋比久議長は、「防衛局がこれ以上強行するのであれば沖縄県民は許さないし、国外も見ている。世論を喚起して政府を追い詰めていきたい」と語りました。議長、副議長らは午前中、海上保安庁第11管区海上保安本部と沖縄県警にも過剰警備に抗議する意見書を提出しました。