2015年2月8日(日)
「大阪都」構想 「偽装」の中身 広く市民に
「府民のちから」がつどい
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橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」の対抗勢力結集を目指す政治団体「府民のちから 2015」は6日夜、大阪市内で躍進のつどいを開きました。
来賓あいさつで竹山修身堺市長は、一昨年の堺市長選挙で「堺は一つ、堺をなくすな」「堺のことは堺で決める」と堺市民が「大阪都」構想にノーを突きつけたことにふれ、4月のいっせい地方選挙、維新が5月実施を狙う「大阪都」構想をめぐる住民投票の重要性に言及。「相手は巧妙で裏技もうまいが、名実ともに偽装の『都』構想の中身を(大阪)市民に丁寧に説明していくことが大事だ」と呼びかけました。
スペシャルゲストの内閣官房参与・京都大学大学院教授の藤井聡氏は、いっせい地方選、住民投票は「大阪の命運にとってむちゃくちゃ大事。『都』構想に『デメリットはない』という人もいるが必ずある。頭を使って『都』構想のメリット・デメリットを理解し、見極めて投票に行かなければならない」とのべました。
自民党、民主党の国会議員があいさつ。日本共産党からは辰巳孝太郎参院議員が参加しました。つどいには、呼びかけ・賛同人の首長ら約500人が集まりました。