2015年1月31日(土)
除染賃金未払い解決
福島 共産党県議・村議に相談
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福島市内の除染現場で働き、昨年6月分の賃金が未払いだったため日本共産党の、あべ裕美子県議に相談していた男性(63)=福島県伊達市在住=が29日、会社から15日分、13万5000円の支払いを受けました。
男性は昨年2月から除染労働に従事しましたが、会社との契約書も出勤のチェックもなく、ずさんな労働管理のもとで働かされました。6月まで働いたのに5月分までの賃金しか払われず、どこに相談しても解決されないままでした。
日本共産党の生活相談案内の看板が目に入ったこの男性からの電話を受けた、あべ県議は、福島県労連・労働相談センターに連絡。同センターは「働いた証明がないとだめだ」という福島市に対し、「末端の労働者がちゃんとした契約書もなく働かされているのが実態なのだから、会社とかけあい、きちんと支払わせてほしい」と求めていました。
男性は「泣き寝入りするしかないと思ったが、共産党の看板を見て電話してよかった」と話しています。
福島県労連・労働相談センターに寄せられた相談内容を受けて、同県西郷(にしごう)村の日本共産党・上田秀人村議も、昨年中に除染労働者の未払い賃金3件を解決しました。現在も未解決の3件分を解決するため、力を尽くしています。