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2015年1月30日(金)

巨大ブロックの投入続行

「宝の海壊すな」唱和

沖縄・辺野古 県民の願いに背き

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 「名護・大浦湾の自然を守れ。基地いらない」の県民の願いに背いて、沖縄防衛局は29日も、米軍新基地建設のボーリング調査と称して大浦湾に巨大なコンクリートの塊(トンブロック)を落とす作業を強行し続けました。


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(写真)サンゴが育つ大浦湾に巨大なコンクリートの塊を落とす沖縄防衛局の作業が強行され続けた=29日、沖縄県名護市

 名護市瀬嵩の浜からは、海上抗議行動を排除するオイルフェンスを二重に敷き、大型クレーン船からワイヤでトンブロックを海中に落とす作業が見えます。同海域は、ハマサンゴ群落やホソウミヒルモをはじめジュゴンの好物の餌になる海草類が群生していることで知られています。

 「辺野古ブルー」(船とカヌー隊)による海上からの抗議行動を指揮する名護・ヘリ基地反対協議会の共同代表・安次富浩さんは、「作業は宝の海・大浦湾を壊している。近々海に潜って調査をするが、痛ましい限りだ。沖縄防衛局内部からも『こんなやり方はおかしい』との内部告発があると聞く。安倍政権が牙をむき出した異様なやり方にくじけない。われわれは県内外に訴え世論で安倍政権を包囲していきたい。アメリカ政府にも『基地いらない』の運動の言葉をぶつけ続けたい」と話します。

 辺野古の米海兵隊基地のゲート前でも、抗議行動が力強く続きました。「建白書実現 島ぐるみ会議」からの参加者ら150人以上が「カヌー隊がんばれ」と海上行動に連帯しながら、「サンゴを壊すな」「作業船は帰れ」とコールしました。


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