2015年1月30日(金)
埋め立て即時中止を
沖縄 名護市議会が意見書
過剰警備に抗議
沖縄県名護市議会は29日、臨時議会を開き、「大浦湾・辺野古周辺海域とキャンプ・シュワーブゲート前における海上保安庁と沖縄県警による過剰警備に抗議し、政府・沖縄防衛局の埋立作業の即時中止を求める意見書」を賛成多数で可決しました。「海にも陸にも基地をつくらせない」と再選された稲嶺進市長の与党と、野党のうち公明党が賛成しました。
意見書は、稲嶺進市長の再選や翁長雄志知事の当選など、普天間飛行場の辺野古「移設」に反対との県民の民意が内外に示されたと指摘し「安倍総理大臣はその結果を無視し、埋立作業を強行しています」と批判。安倍総理に「沖縄県民の民意を尊重して、政府・沖縄防衛局は辺野古埋立作業を強行せず、即時中止することを強く求める」としています。