2015年1月24日(土)
リストラストップともに
日本共産党国会議員団 電機・情報ユニオンと懇談
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日本共産党国会議員団は22日、衆院第2議員会館で電機・情報ユニオンの組合員と懇談し、電機産業で吹き荒れているリストラの実態と、リストラをやめさせる運動について交流しました。高橋千鶴子、畑野君枝、真島省三の各衆院議員、倉林明子、田村智子両参院議員が参加しました。
電機・情報ユニオンの米田徳治委員長は、電機リストラは25万人規模に膨れ上がり、アベノミクス(安倍政権の経済政策)がねらう「解雇自由」社会を先取りするような状況があると指摘。森英一書記長は、半導体大手のルネサスエレクトロニクス、日立グループ、パナソニック各社のリストラの状況にふれ、「電機産業では黒字リストラ、常時リストラがすすめられている」と告発しました。
各社の組合員が自らのリストラの経験を報告。ルネサスの組合員は、9回の退職強要“面談”で「あなたの仕事はない」などといわれ、退職を拒否すると課長職から係長相当職に降格されたと証言。月収が25%低下、年収は60%前後になりそうだと語りました。日立超LSI分会の組合員は、退職強要“面談”が7〜10回行われ、退職しなかった人は降格、減給され、「追い出し部屋」に配属されると報告しました。
パナソニックの組合員は、事業譲渡による人員に対して残った人に遠隔地配転を押し付け、親の介護や子どもの教育、難病をもつ家族がいるなどの事情で転勤できないと語りました。
高橋議員は「力をあわせて、いろんな角度から追及できるようにがんばりたい」と表明しました。