2015年1月15日(木)
日韓友好 転機の年に
在日本大韓民国民団の新年会 志位委員長が祝辞
日本共産党の志位和夫委員長は14日、都内で開かれた在日本大韓民国民団(民団)中央本部の新年会に各党代表らとともに出席し来賓の祝辞を述べ、呉公太(オゴンテ)民団中央本部団長、徐清源(ソチョンウォン)韓日議連会長ら内外の参加者と懇談しました。 (志位委員長の祝辞)
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志位氏は、戦後70年、日韓国交正常化50年の今年を「日韓の本当に心の通う友好に向かう転機の年に」とあいさつ。「過去の歴史に正面から向き合い、過ちを真摯(しんし)に反省し、未来の教訓に生かすことが何よりも大切です」と指摘し、日本軍「慰安婦」問題について「被害にあわれた女性の方々の人間としての尊厳が回復される解決」を呼びかけました。
日本で横行するヘイトスピーチ(差別扇動行為)をなくすため「政治が立法措置を含め断固たる姿勢を示すことが必要です」とも述べ、大きな拍手を受けました。
日韓議連の額賀福志郎会長は、「歴史を直視して未来志向に向かう必要がある」と述べ、日本によるアジア諸国への侵略、植民地支配の歴史を、反省すべきところはしながら日韓の関係を築き、1998年の両国首脳による「パートナーシップ宣言」に至った歴史を振り返りました。
韓国の朴槿恵(パククネ)大統領のメッセージを柳興洙(ユフンス)駐日韓国大使が代読しました。
新年会には日本共産党から穀田恵二、池内さおり、堀内照文、本村伸子、宮本岳志各衆院議員、井上哲士参院議員が出席しました。