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2015年1月7日(水)

原発再稼働反対で共同

福井 藤野議員が住民と交流

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(写真)関西電力高浜原発を視察する(右から)藤野保史衆院議員、猿橋巧おおい町議、渡辺孝高浜町議=6日、福井県高浜町

 日本共産党の藤野保史衆院議員は6日、福井県嶺南地区委員会と、関西電力高浜原発(高浜町)を視察するとともに、再稼働に反対の声を上げている住民5人と懇談し、共同の思いを交流しました。宇野邦弘・県原発対策責任者と嶺南地区委員会の渡辺孝高浜町議、猿橋巧おおい町議らが同行しました。

 関電は高浜原発3、4号機と大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働に向けて新規制基準への適合性審査を申請しており、原子力規制委員会は昨年12月、高浜3、4号機が「適合」したとする審査書案を了承しました。

 懇談では、原発建設の当初から反対してきた男性(68)が「廃棄物の処分の仕方もわからないものを使うべきでない」とのべました。別の男性(68)は全県の取り組みに呼応して高浜、おおい両町でも実施している「もう動かすな原発!福井県民署名」とアンケートを紹介し、「全戸に配布した。署名ができなくてもアンケートに書いて自ら切手を貼り返送してきている」と話しました。

 藤野氏は寄せられた回答を見ながら、「生の声はすごい」とのべて取り組みに敬意を表すとともに、「福島原発事故の前と後の住民の変化はどうですか」と質問。住民から「原発は危ない、反対と言いやすくなった」「原発に賛成か反対かにかかわらず、避難はしないといけないから、避難の話はできる」との意見が出されました。

 藤野氏は「一点共闘」の大切さを強調し、躍進した党国会議員団や地方議員、党組織と住民との連携で「福井から原発ゼロの波をいっしょにつくっていきたい」と呼びかけました。

 藤野氏らは、高浜原発の視察で原子力災害制圧道路の建設工事現場などを視察しました。


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