2015年1月4日(日)
県議席獲得へ年始から
愛知・春日井市 柳沢けさみさん
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「次は県議選だ」。愛知県春日井市の日本共産党は、党県議のいない県議会の議席を勝ちとろうと柳沢けさみ県議予定候補(春日井市区・定数4)を先頭に、年明けからトップギアで宣伝、対話と支持拡大を進めています。
春日井市の党は、総選挙で1万4995の比例票を獲得、柳沢さんが候補者としてたたかった衆院愛知6区での春日井市の得票は2万91票となり、過去最高の票を得ました。
総選挙では、多くの保守、無党派の人たちが党支持を表明しました。喫茶店主の男性(82)は、長年の自民党支持者で、地域の自民党青年部の会長を務めたこともありますが、今回、初めて共産党に票を投じました。
日本が太平洋戦争へ突き進んでいた当時の新聞記事と、昨年7月、集団的自衛権行使容認の閣議決定がされた翌日の各紙を大事に保管しています。「戦争を絶対にしてはいけない。どんなことがあっても、みんなして止めないかん。止める力になるのは共産党」と、柳沢予定候補に期待を寄せます。
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柳沢予定候補が住む地域の東部支部は、この1年で8人の新入党員を迎えました。総選挙では、地域で初の個人演説会を成功させ、なかなか活動に参加できなかった党員が電話かけに奮闘するなど、前進の芽を築きました。戸田四郎支部長代理(71)は「総選挙で県議席獲得の展望が開かれた」と意気込みます。
1日から連日街頭に打って出ている柳沢予定候補は、「5回目の挑戦。オール与党県政を変えて、暮らしと雇用第一の県政へ、今までのたたかいの総結集です。何としても勝利したい」と決意を語りました。(伊藤 幸)