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2014年12月28日(日)

プロめざし三段リーグ再挑戦

がんとたたかう将棋の赤旗名人 天野貴元さん

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(写真)赤旗名人の天野貴元さん

 舌がんに侵されながらも将棋の第51回赤旗名人戦で優勝した天野貴元(よしもと)さん(29)がプロ棋士をめざして、奨励会三段リーグへの編入試験を受けることになりました。編入試験は来年2月からおこなわれ、奨励会二段相手に8戦中6勝すれば合格となります。

 天野さんは、プロ棋士の養成機関である奨励会三段リーグに所属しましたが、規定の成績をあげられず2012年3月に退会。今年11月、優勝すれば編入試験の受験資格を得られる赤旗名人戦に出場し優勝、アマ日本一になりました。

 天野さんはブログで「基本頑張らない私が頑張っている姿を見てもらいたい」「勝負師というのは、負け戦でも勝負しないといけない時があるんです」と受験に至る思いをつづっています。

 師匠の石田和雄九段はブログで「今の天野君には病気に克(か)つ為にも彼の思うようにやらせてあげたい」とエールを送っています。

 「しんぶん赤旗」日曜版12月28日・1月4日合併号の「人間ドキュメント」のコーナーに登場。がんにめげずプロ棋士に挑戦する姿が感動をよんでいます。


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