2014年12月19日(金)
日本共産党のさらなる躍進の時代を開こう
党国会議員団総会開く 志位委員長と当選議員があいさつ
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総選挙後初めてとなる日本共産党国会議員団総会が18日、衆院の当選議員と参院議員が一堂に会して開かれ、画期的な躍進を喜びあい、互いの奮闘をたたえあうとともに、国民の負託に全力で応えていく決意を固めあいました。志位和夫委員長があいさつし、当選した衆院議員一人ひとりが発言しました。
総会の会場にはテレビカメラ6台がずらり。取材記者も多く集まり、活気に包まれました。
あいさつで志位委員長は「この躍進によって国民に対する責任が一段と重くなったと実感しています」とのべ、「三つの力」―(1)論戦力(2)提案力(3)国民共同を発展させる力を強め、国民の期待にこたえる大奮闘をしようと呼びかけました。
安倍政権の急所をつく大論陣を張るとともに、建設的で説得的な提案を大いにおこない政治を動かしていくことを訴え。安倍政権の暴走ストップの最大のカギが「国民との共同」にあることを明らかにし、「国民との共同で安倍政権を包囲し、打倒に追い込んでいく構えで頑張りましょう」と力強く呼びかけました。「躍進した議員団はその資質と能力をもったベストチームです。新しい国会で『日本共産党国会議員団ここにあり』の大奮闘をしようではありませんか」と力説しました。
新しく当選した衆院議員のあいさつでは、「安倍政権の暴走があるたびに官邸前で声をあげてきた。たたかいの現場から国会に送っていただいた。地鳴りのような国民の怒りの声を安倍政権にぶつけたい」「TPP(環太平洋連携協定)で北海道の地域、暮らしを壊させない先頭にたつ」「日本の原発の半分が集中するブロックから議席を勝ち取った。必ず原発ゼロの日本への道を切り開きたい」「被爆70年を被爆者の願いに背き続ける安倍政権で迎えていいはずがない」など、総会は激戦を勝ち抜き国民の切実な願いを背負った決意であふれかえりました。
沖縄1区、「オール沖縄」で勝利した赤嶺政賢氏が「沖縄問題で安倍内閣を退陣させるという決意で頑張りたい」と表明すると、歓声と温かい拍手にわきました。
衆参あわせて32人の党国会議員団へと力を増し、暴走政治に立ち向かうことになります。最後に志位委員長が当選議員として発言し、「日本共産党のさらなる躍進の時代を開こうではありませんか」と力強く呼びかけました。