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2014年12月13日(土)

選挙広告でも「自共対決」

自民党 白紙委任求める「この道」

共産党 転換策を提示し「別の道」

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 「日経」12日付に日本共産党、自民党、民主党の総選挙広告が同時に掲載されました。

 自民党は、「景気回復、この道しかない」に始まり、経済も「この道で」、地方創生も「この道で」、暮らしも「この道で」、外交も「この道で」と“この道しかない”のオンパレード。

 しかし、「この道」の中身は一言も書かれておらず、安倍政権に白紙委任を求める独裁的姿勢が浮き彫りです。

 富裕層と大企業が大もうけする一方で、国民は増税と物価高に苦しみ、アメリカと肩を並べて海外で戦争する国への道です。

 一方、民主党の広告は「『この道しかない』のでしょうか?」との大見出しで、「民主党には対案があります」と売り込んでいます。しかし、対案の中身は一切書かれていません。消費税増税も原発再稼働も民主党政権時に強行したもので、対決する足場がないからです。

 これに対し、日本共産党の広告は、「大幅賃上げが日本を救う」として、内部留保の1%を使うだけで8割の大企業で月1万円の賃上げが可能であることや、消費税に頼らずに社会保障と財政再建を進める「別の道」をきちんと示しています。

 国民の願いに応えるのはどの「道」なのか―選挙広告でも「自共対決」は鮮明です。


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