2014年12月8日(月)
暴走ストップは決してブレない共産党躍進で
近畿で4議席以上を必ず勝ち取ろう
兵庫・大阪 志位委員長が訴え
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選挙戦最後の日曜日となった7日、日本共産党の志位和夫委員長は、東京・新宿での青年トーク集会の後、午後は兵庫・三宮、大阪・難波に入り、街頭から「安倍政権の暴走を止める力をもつのはどの党でしょうか。国民の立場に立ってブレることのない日本共産党ではありませんか」と力をこめ、「近畿ブロックで3議席回復、4議席以上の躍進を必ず勝ち取ろうではありませんか」と訴えました。
いずれの会場でも立すいの余地がないほど集まった聴衆から波のような拍手と合いの手がわきおこりました。
神戸市・JR三ノ宮駅前は歩道も陸橋も階段も人、人、人。聴衆はぐんぐんと厚みをまし、信号待ちの車からも「頑張って」の声がかかりました。大阪市・南海なんば駅前では、宣伝カー前後の歩道は人一人が通れる通路をあけて聴衆がぎっしり。演説の節々で拍手がわきました。
志位氏が、「安倍首相は『この道しかない』といいますが、『この道は危ない』がみなさんの実感ではないでしょうか。あらゆる分野で国民の民意に背く暴走の2年間だったのではないでしょうか」と切り出すと、「ほんまやー」の声が飛びました。
消費税増税、アベノミクス、「戦争する国」づくり、原発再稼働、沖縄の米軍新基地建設―志位氏は、安倍暴走政治に対する「日本の政治の五つの転換」を語りました。
志位氏が「自民党への一票は消費税10%への一票です。“消費税10%は『先送り』実施ではなく、きっぱり中止を”の願いを日本共産党に託してください」と力をこめると、満場の聴衆から「よっしゃー」の声が返りました。
難波では、維新の党の代表が「安倍政権の暴走にストップをかけるのは維新の党だ。共産党じゃできない」と攻撃していることにふれ、「『笑わせるな』と言いたい。一緒に暴走を進めているのは誰か。暴走をけしかけているのは誰か。維新の党ではないか」と志位氏は強調。聴衆の「そうだ」との声に答え、「落ち目の維新に退場の審判を下そう」と訴えると、大きな拍手と歓声がおこりました。
両会場とも、演説が終わると聴衆から「共産党、共産党」のコールが起こりました。鳴りやまない拍手に志位氏らが手を振って応えました。