2014年12月7日(日)
新番組「大門ゼミ」
“教授”アベノミクスばっさり
ネット番組
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日本共産党のインターネット新番組「大門ゼミ〜政治・経済キホンのキ!」が6日、ネット動画サイト「ニコニコ動画」で放送されました。大門実紀史参院議員がプロフェッサー(教授)に扮(ふん)し、生徒のマリリン(木田真理子さん)に講義する形式。「アベノミクスってなに?」をテーマに「安倍政権の経済政策は格差を広げる」とジョークを交えて歯切れよく批判しました。
「私の経済学はマクロでもミクロでもなく、バクロ経済学です」と大門氏。「安倍政権は経済対策を『アベノミクス』といっています。カタカナを使うのは、悪いことをごまかすときなので気をつけましょう」。たとえば、「戦後レジームからの脱却」は、「戦争する国」づくり、「ベースロード電源」は、「原発推進」と読みかえました。
大門氏は、「異次元の金融緩和」の異次元とは、「とんでもない、異常な」と言い換えようと解説。お金(円)を異常に増やした円安によって、輸出大企業が大もうけをあげました。株価が上がり、大株主となっている富裕層がさらにもうかる一方、中小企業や庶民は高くなった輸入原材料に苦しむ。格差が拡大していく、アベノミクスのカラクリをわかりやすく解説しました。
公共事業のバラマキについては「選挙のお礼のため」、カジノ解禁は「人の金をまきあげて、何が経済対策か」とするどく批判していきました。
「大学教授みたい」「継続してほしい」などの声が寄せられ、好評でした。