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2014年12月7日(日)

維新「身を切る改革」底割れて

税金頼み棚上げ

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 「増税をお願いするのに『身を切る改革』をやっていない」―。維新の党の橋下徹共同代表が政見放送でしきりに強調しています。

 国会議員の定数を3割減らすから、国民は消費税増税を黙って受け入れろというのですが、維新は政党助成金という国民の税金に本部財政の72・1%もどっぷりつかる「国営政党」。みずからの税金頼みを棚上げして「何が『身を切る』改革か」と、この“目玉政策”もすっかり底が割れました。

 そこへ報道各社の維新“失速”“苦戦”の報道です。今度は危機感もあらわに「維新を伸ばしてもらわないと、安倍政権の暴走にストップをかけることができません。共産党じゃできない」(江田憲司共同代表)などと日本共産党攻撃を始めました。

 しかし、維新の党は、秘密保護法の成立に協力し、日本を「海外で戦争する国」にする集団的自衛権行使を推進し、カジノ推進の旗振りをしてきました。

 安倍政権を応援する自民党の補完勢力が議席を伸ばしたとしても、「ストップをかける」どころか暴走を加速させるだけです。


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