2014年12月6日(土)
安倍暴走ストップは共産党
京都・名古屋で志位委員長訴え がんばり抜けば躍進できる
比例は大激戦・大接戦 力尽くして必ず躍進を
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「すごい危機感を感じる。共産党に躍進してもらわないと、『戦争する国』になってしまう」「共産党は死に物狂いで頑張って躍進のチャンスをものにしてほしい」――14日投票の総選挙の序盤情勢で「自公300議席超す勢い」と報じられるなか、安倍暴走政治が続くことへの危機感を抱く有権者からの電話などが日本共産党本部に相次いでいます。党支部・後援会が寸暇を惜しんで繰り広げている対話活動でも「党首討論を見た。これまで共産党じゃなかったが、今度は入れる」(岡山県)との反応も。比例代表選挙はどのブロックでもしのぎを削る大激戦・大接戦で、一票一票を広げる最後までの奮闘が勝敗を分ける状況です。5日には志位和夫委員長が京都、名古屋両市に入ったほか、北関東、東京、南関東の3比例ブロックでは同日から土日にかけての3日間を「首都圏大作戦」と名づけ、いっせいに宣伝や支持拡大にとりくみました。党躍進を現実のものにできるかどうかは、残り9日間の全党の大奮闘にかかっています。
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日本共産党の志位和夫委員長は5日、京都、名古屋の両市で街頭演説し、現在の選挙情勢と総選挙にのぞむ日本共産党の政治的立場と政策を訴えました。
志位氏は、「選挙戦は中盤戦に入りました。各地で訴えてきましたが、どこでも日本共産党への新しい期待の声が広がりつつあることを感じます。躍進の可能性が生まれています。この可能性を、現実の議席の躍進へと実らせるためには、残り9日間、私たちの頑張りにかかっています」と表明しました。
そのうえで、「とりわけ、比例代表選挙は、全国どこでも大激戦・大接戦のたたかいになっています。比例代表は、選挙区が広いので見えにくいけれども、わずかな票差で議席の数が決まることが少なくありません。最後の最後まで頑張りぬいたものが勝利をつかめる―これが選挙戦の鉄則です。私たちは、この鉄則をしっかりにぎって、やるべきことをやり抜いて、躍進という結果を出したいと決意しています。どうか日本共産党への絶大なご支持を心からお願いします」と力いっぱい訴えました。
集まった聴衆が演説の開始とともにもう一回りふくらんだ京都駅前で志位和夫委員長は「どうか、この京都で、日本共産党と書いていただく方を広げに広げ、近畿ブロックで3議席の回復、4議席以上の躍進を勝ち取らせてください。京都1区の、こくた恵二さんをはじめ、小選挙区でも勝利を勝ち取らせてください」と力説。「京都は革新と進歩の伝統を持つ町です。『日本の夜明けは京都から』。京都から日本共産党の大躍進の流れをつくってください」と力強く訴えました。
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名古屋駅前では、夕刻の演説開始時間になると聴衆が沸くように増え、勇退する佐々木憲昭氏があいさつをすると、心からのねぎらいの声が飛び交いました。志位氏が訴えを始めると聴衆の輪がどんどん広がり、立すいの余地もないほどぎっしりに。太鼓などの鳴り物を使った声援が響きわたりました。
志位委員長は「東海ブロックで、日本共産党の支持を広げに広げ、もとむら伸子さん、しまづ幸広さん、必ず2議席以上の議席を獲得させてください。東海ブロックから日本共産党躍進の大波をつくってください」と力いっぱい訴えると、「共産党」コールにわきかえり、大歓声に包まれました。