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2014年12月5日(金)

北海道で11年ぶり議席必ず

札幌で志位委員長訴え

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写真

(写真)はたやま和也比例候補と共に訴える志位和夫委員長=4日、札幌市中央区

千葉でも訴え

 日本共産党の志位和夫委員長は4日、札幌、千葉の両市で街頭演説し、札幌市内の訴えでは「日本共産党への期待の声が広がりつつあることを感じています。残る10日間、頑張りぬいて必ず躍進という結果を勝ち取りたいと決意しています。北海道比例ブロック(候補)の、はたやま和也さんは行動力、論戦力、抜群です。比例は大激戦・大接戦のたたかいとなっています。『日本共産党』と書いていただく方を広げに広げ、はたやまさんを勝利させて、北海道で11年ぶりに議席を獲得しよう」と力強く訴え、絶大な支持を呼びかけました。

 演説場所となった百貨店向かいの歩道は聴衆でぎっしり。しんしんと冷えるなか、はす向かいの交差点にも志位委員長の演説に足を止めた人の列ができ、演説後は「共、産、党」の熱いコールがあがりました。

 演説では、道民がこぞって反対している環太平洋連携協定(TPP)問題に言及。「農業を壊し、国民皆保険を壊し、食の安全を壊し、日本を丸ごと米国に売り渡すTPP交渉からは撤退を―この声を北海道からあげよう」と力を込めて訴えました。

 北海道でも深刻な問題になっている米価の暴落にもふれながら、「緊急の対策を行うとともに、価格保障と所得補償で安心して農業を続けられる日本農業の再生、北海道の農業の再生をはかろう」と力説。日本共産党の躍進で、大企業応援から暮らし第一の経済政策への大転換を訴えると、「頑張ってよー」の声が飛びました。

 新規就農者など頑張る農家を応援する活動をしている女性(66)=札幌市=は「TPPが締結されたら北海道農業はダメになります。北海道に演説にきた安倍首相はTPPに一言もふれませんでした。安心安全な食料が確保できるかを考えると、農家だけでなく消費者の問題です。TPPからの撤退を主張する共産党に頑張ってほしい」と語ります。

 志位氏はまた、原発再稼働問題を取り上げ、「いま日本で動いている原発は一つもありません。北海道の泊原発も、名前の通り、とまっているじゃないですか」と笑いを誘いつつ、「『稼働原発ゼロ』が1年2カ月続いています。再稼働反対の国民の世論と運動が追い詰めた力に自信を持ちましょう。日本共産党を伸ばして、原発ゼロの日本、再生可能エネルギーの日本、この希望ある道をご一緒にめざしましょう」と訴えると、大きな拍手にわきかえりました。


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