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2014年12月3日(水)

衆院沖縄2・3・4区

「建白書」勢力が第一声

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 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設反対の一致点で保革を超えて共闘する衆院沖縄2〜4区の「建白書」勢力の3氏の候補者が2日、県内各地で第一声を上げました。

 4区の南風原(はえばる)町では元自民党県連顧問のナカサト利信候補(77)=無所属新=が、公約違反の自民党前職と一騎打ちとなることを挙げ「公約とは何かが問われる選挙だ。保守も革新もない。ウチナンチュ(県民)が一丸となって、『オール沖縄』にならなければいけない」と訴えました。

 沖縄知事選で圧勝した翁長雄志氏が応援に駆けつけ、「建白書」勢力4人全員の勝利を目指し「私も先頭を切ってがんばっていく」と表明。名護市の稲嶺進市長も応援メッセージを寄せました。

 2区の宜野湾市ではテルヤ寛徳候補(69)=社民党前職=が事務所近くで第一声。糸数慶子・沖縄社会大衆党委員長らが駆けつけました。

 3区の沖縄市では玉城デニー候補(55)=生活の党前職=は事務所前で、公約軽視の自民党相手候補には「絶対に負けられない」と訴えました。

社民・県民ネット あかみね氏支援

 社民党沖縄県連合と沖縄県議会の野党会派「県民ネット」は2日、衆院沖縄1区に出馬している日本共産党前職の、あかみね政賢候補(66)への支援を伝える書面を、あかみね事務所に届けました。

 社民党沖縄県連の新里米吉委員長が事務所を訪れ、10日の演説会に向けたメッセージを手交。書面には、あかみね氏当選に向けて「支援、協力し、沖縄の民意を日米両政府に示していきたい、と決意しています」と委員長名で記してあります。

 「県民ネット」は新垣清涼県議が訪れ、「最適任者と認め推薦し、その当選を期すために全力をあげます」とした推薦状を手渡しました。

 両者とは、保革を超えた沖縄知事選の確認団体「ひやみかち うまんちゅの会」で共同を進めていますが、国政選挙で党候補へ支援が表明されるのは初めて。古堅実吉・元党衆院議員(那覇うまんちゅの会会長)、鶴渕賢次・党県委員長代理が応対しました。


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