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2014年11月27日(木)

小渕氏また収支「ずれ」

13年「観劇会」で787万円 自民それでも公認

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 「政治とカネ」の問題で閣僚を辞任した小渕優子前経済産業相(衆院群馬5区)の関連政治団体が2013年に開催した観劇会をめぐっても、収入より支出が約787万円多いことが26日、群馬県選挙管理委員会が公表した同年分の政治資金収支報告書でわかりました。

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 09年からの収支のずれは判明しているだけで、5000万円超となり、「説明責任を果たしていない」といいながら総選挙に立候補する同氏と公認した自民党の政治責任が問われています。

 「小渕優子後援会」と同氏が支部長を務める「自民党群馬県第五選挙区支部」の収支報告書によると、13年は「観劇代」名目で計1089万6500円の収入があった一方、東京・明治座への「入場料・食事代」の支出は計1876万5000円で、支出が約787万円上回りました。

 小渕氏の観劇会をめぐっては、「自民党群馬県ふるさと振興支部」も含め、09〜11年分の収支報告書で、収支の差額が計約4300万円にのぼることが判明しています。12年分は観劇会関連の収支そのものがありませんでした。(表参照)

 差額を小渕氏側が、負担していたとすれば、有権者への利益供与を禁じた公選法に抵触する疑いがあります。

 東京地検特捜部は政治資金規正法違反などの疑いで関連政治団体などを家宅捜索したほか、後援会関係者らから事情聴取しています。


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