2014年11月26日(水)
やるべきことをやりきり、全党が立ち上がって躍進をつかもう
2中総 志位委員長が結語
日本共産党の第2回中央委員会総会は25日、活発な討論の後、志位和夫委員長が結語を述べ、幹部会報告と結語を全員一致で採択しました。
結語で志位委員長は「戦闘的で、端的で、躍進への決意があふれる討論になりました。幹部会報告の一つ一つの提起や強調点が積極的に受け止められ、なんとしても党躍進を勝ち取る決意が満ちあふれた討論となりました」と語りました。討論をふまえて、選挙戦にのぞむにあたって次の二つの点を述べました。
第一は、日本共産党の躍進のチャンスがまぎれもなく存在すること、同時に、やるべきことをやり切ってこそチャンスを現実にものにすることができるということです。
志位委員長は、2000年以降、いつわりの争点のキャンペーンが行われた過去5回の総選挙にふれつつ、「今度は、私たちが一貫して訴えてきた問題が、そのまま争点になる選挙です。政党間の構図でも、こんなにたたかいやすい選挙はありません」と語りました。
そのうえで、いま党の指導的立場にある人たちに必要な二つの心構えとして、(1)情勢の激変、躍進のチャンスが存在することをみんなに伝え、明るく生き生きと選挙戦に立ち上がれる政治指導を闊達(かったつ)にする(2)やるべきことを、やるべき期日までにやられているか、そのことを常に正面からとらえて、具体的な手だてを日々とる―を説きました。「どういう情勢でも『風頼み』の勝利は絶対にありません。自ら風をおこして勝つしかありません。公示までに、やるべきことをかけ値なしにやり切って、本番のたたかいに突入しよう」と呼びかけました。
第二は、すべての党員、後援会員に働きかけ、みんなが立ち上がってたたかう選挙にすることです。
志位委員長は「今度の選挙には日本の命運がかかっています。こんな大事な選挙に立ち上がらなくてどうするか、いてもたってもいられないという思いが、党員や後援会員にはあります。その思いに働きかけ、みんなが立ち上がって歴史的政治戦で躍進のチャンスをものにしよう」と力強く訴えました。
幹部会開く
2中総に先立って、同日午前、幹部会が開かれ、2中総への幹部会報告について審議し、確認しました。