2014年11月23日(日)
辺野古 座り込み続々
新基地ノー 防衛局が強行した浮桟橋撤去
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衆院解散から一夜明けた22日、新基地建設反対の座り込みが続く沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前は、昼すぎに200人以上の座り込みとなり、1日でのべ300人以上が参加しました。
新基地建設予定地に近接する地域住民でつくる「辺野古・大浦湾に新基地つくらせない二見以北住民の会」の人たちも座り込みに参加。住民の会共同代表の松田藤子さん(74)らは、「オール沖縄」の民意の力で、知事選で翁長雄志(おながたけし)氏が圧勝したことを喜び、「この流れをそのままに、日米両政府が新基地建設をあきらめるまで頑張り抜こう」と力を込めました。
日本共産党県議団と、翁長氏勝利を支える柱となって県議補選を勝ち抜いた具志堅徹、比嘉瑞己両県議も駆け付けました。党県議団の渡久地修幹事長は「総選挙は安倍政権と、その圧力に屈服して新基地容認へ県民を裏切った自民党国会議員にノーの審判を下すたたかい。国政の場でも新基地ノーの民意を示そう」と訴えました。
海上ではこの日、知事選後3日で作業再開を強行して再び県民の怒りを買った沖縄防衛局が、海底掘削のため3日前に設置していた浮桟橋を撤去。前日に浮桟橋周辺で抗議行動を威嚇していた海上保安庁の30艇を超えるゴムボートもすべて陸揚げされました。