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2014年11月20日(木)

きょうの潮流

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 地元にある「くらしの相談センター」が開設1周年を迎えました。記念の集いでは、身近な問題を気軽に相談できるセンターの役割がますます大きくなっていることを確認しあいました▼市の区画整理で強引に立ち退きを迫られた中年男性。職場をクビになって寮を追い出され、路頭に迷う青年。内容は多岐にわたりますが、やはり生活に困っているという相談が多い。とくに消費税が8%に増税された4月以降、ぐっと増えたといいます▼くらしが成り立たない、職がない。食べていけない。命にもかかわる差し迫った相談が増えていることは「アベノミクス」が失敗している何よりの証拠だ―。センターの責任者はそう断言します▼自身の経済政策の推進と、先延ばし後の消費税10%実施の是非を問うとして、安倍首相が解散・総選挙を決めました。直前まで「全く考えていない」と口にしていたごまかしぶりとともに、大義を語れない解散が批判を浴びています▼アベノミクスの成果をいくら並べ立てても、この2年間でくらしが悪化していることは国民の実感です。物価は上がり、賃金は下がる。貧困と格差はひろがる一方。潤っているのは大企業と富裕層だけです▼大義なき解散といえども、安倍政権に審判を下し、政治を変える好機。それには、今の失政、圧政、悪政に正面から対決し、転換の道筋を示す党の躍進が欠かせません。「力をあわせ、国民の声が生きる新しい政治をつくりましょう」。青空に響いた日本共産党の第一声です。


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