2014年11月20日(木)
翁長氏が辺野古訪問
新基地反対の座り込み激励
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沖縄県知事選で名護市辺野古への新基地建設反対を掲げ、容認派に10万票の大差で圧勝した翁長雄志(おながたけし)氏は19日、当選後初めて辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に駆け付け、新基地強行に抗議を続ける座り込み参加者を激励しました。
同日午前、県庁で知事当選証書を受け取った翁長氏は、知事選勝利を支える柱となって県議補選を勝ち抜いた比嘉瑞己(那覇市区)、具志堅徹(名護市区)の両新県議とともにゲート前を訪問。70人以上が翁長氏らを手拍子と「翁長さん勝ったぞ」「県政変えよう」などのコールで迎えました。
参加者一人ひとりと握手を交わし、連日の座り込みをねぎらった翁長氏は「知事選で訴えた、辺野古新基地は造らせないとの公約を実現するためにも、10万票差の民意をしっかり日米政府に届けたい。粛々と進めると繰り返す両政府に、本当の民主主義国家というものを沖縄から問いかけていく。ともども頑張っていきましょう」と力を込めました。
沖縄防衛局が海上作業再開
この日、沖縄防衛局は知事選後わずか3日で、中断していた新基地建設のための海上作業を再開。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「私たちは現場のたたかいを続けることで、日米両政府と交渉する翁長さんと稲嶺進名護市長をずっと支えていく」と語りました。