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2014年11月17日(月)

ブラックバイトを斬る

宮本議員を講師に学習会

民青大阪府委

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 高学費や奨学金問題、ブラックバイトについて考えようと日本民主青年同盟大阪府委員会は16日、日本共産党の宮本たけし衆院議員を講師に招いて「宮本たけしブラックバイトを斬る―『学費・奨学金・ブラックバイト』問題を考える」と題した学習会を開きました。

 宮本氏は、日本の高学費が、学業と両立できなくなるブラックバイトをまん延させる一番の問題だと強調。正社員になれというプレッシャーをかける「キャリア教育」がブラック企業を増やした原因だとし、「教育を無償にし、学生に安心して学んでもらえる社会こそが本当の『キャリア教育』だ」と述べました。

 中西基(かなめ)弁護士は、アルバイトの学生に皿を破損した場合の損害賠償を請求している企業があることにふれ「一方に過失があれば請求はできるが、人間だからミスはある。保険をかけるなど、経営者のリスクとして、経営者も負担すべきだ」と述べました。

 学生から「なぜ学費が上がったのか」との質問に、宮本氏は「教育の受益者は学生という考えがあったが、今は変わってきている。社会が受益者であるという考えのもと、教育無償化に向けて取り組んでいく」と答えました。


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